NPO corporation Finnish Human Resources Development Institute
フィンランド共和国
Republic of Finland
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フィンランドの教育はなぜ世界トップクラスだったのでしょうか? その高い学力の理由は、シンプルな教育にありました。
人口 約555万人(2024年4月末 時点)、小国ながらもPISA(15歳児童の学習到達度 国際比較)で、多分野において1位を獲得した経緯があります。
近年、幸福度も世界一となったフィンランド。小学校から大学まで無償、シンプルで合理的な制度。人生観を育む独特の授業で、AI時代に対応した理想的な教育。「自分の成長に責任をもつ」を義務教育から一貫して教えるフィンランド。その教育メソッドを日本の社会人育成に活用する研修を運営しています。
これからの未来に必要な「教育」「人材育成」とは? わたしたちはこの課題決に向けて研究しています。日本初の「フィンランド式人材育成メソッド」を基礎とした人材育成教育を行うNPO法人で、子供から社会人まで「考え力・伝える力・聴く力」を養うことにより、自分の頭で考え、責任ある行動がとれる人材の育成を目的としています。
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20.May.2015 NPO法人フィンランド式人材育成研究所 兵庫県知事 設立認証
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2018年5月26日(土)in 大阪
NPO法人フィンランド式人材育成研究所のご指導いただいております、フィンランド共和国ユヴァスキュラ大学の社会科学哲学研究所の教授で、京都大学 客員教授のペッカ・コルホネン(Pekka Korhonen)先生に「これからの日本を考える」というテーマで米国、北朝鮮、韓国、中国、ロシアとの国際関係を視野に入れて、日本がこれからどのようにグローバ化を進めていくべきかのご講義をいただきました。
ユヴァスキュラ大学はフィンランドの中でも教育、異文化間コミュニケーション研究がさかんなことで有名な総合大学です。
日本の大学生、「英語で話せない」
「海外留学しない」で大丈夫?
先日、韓国の大学で国際政治学を教えてきました。
韓国の有名な大学の学生で、韓国語、中国語、英語、日本語の4つの言語が話せる優秀な大学生はたくさんいます。
しかも、日本に留学してそのまま就職する学生も少なくありません。
フィンランドの大学生もフィンランド語、英語、スウェーデン語、ドイツ語(またはロシア語)の4カ国語はほとんど話せます。
グローバル化による熾烈な人材獲得競争について指す、「War for talent (優秀人材獲得のための戦争)」という言葉があります。
今後、ますます企業では、日本の優秀で見込みがある学生を採用し、獲得するのは大変になってくるため、人種、性別、国籍などを問わずに、どんどん海外から優秀な人を発掘し、採用しようとするでしょう。
大学を卒業した時点で、4つの言語が話せる韓国やフィンランドの大学生と、日本語しか話せない日本人学生。どちらのほうが海外展開を志向する企業が採用したいといったら、もちろん前者になってくるでしょう。
そして、日本政府も人口が減少するという現状を変えるために、海外から優秀なホワイトカラービジネスマンの受け入れを促進していく予定です。
「世界から企業や高度人材を呼び込む」という政策も活発化してくるでしょう。
フィンランドでは小学校低学年から英語を義務化して教育しています。また、教師のレベルも高く、英語の教師はマスター取得と英語圏の国で留学を条件としています。
海外で語学を学び、その習慣を身に付けている教師が子供たちを教える資格を持つのです。
これからグルーバル化がどんどん進む中で、日本は世界でイニシアチブを取るためにも、英語と海外留学が学生も社会人も必須条件になってくるでしょう。
2018年5月26日 大阪にて
NPO法人フィンランド式人材育成研究所
理事長 諌山敏明との対談記録
≪PROFILE≫
Pekka Korhonen
Professor of Political Science Department of Social Sciences and Philosophy,
University of University of Jyväskylä( Jyväskylän yliopist), FINLAND
1955年8月生 国際政治学教授
・フィンランド共和国 ユヴァスキュラ大学
・大韓民国 成均館大學校
・中華人民共和国 中華人民大学
・日本 京都大学